ブログ

子育てと児童思春期病棟

2026.10.15


2024年4月。我が家に第一子が誕生しました。可愛いという言葉はこのためにあったのかと思い知らされました。本当に可愛い女の子です。そこから子育てと仕事の両立生活がスタートしました。3ヶ月半の育児休業をとり仕事に復帰しましたが、さぁここからが本番です。まさに待ったなし。子どもはすぐに熱を出すし、時間関係なく泣き出すし、妻と交互に休みながらなんとか師長業務をこなし、仕事が終われば定時で速攻帰宅。マッハで夕食を作り、遊んであやして娘が寝たころには睡魔が襲ってきてご飯も食べずに寝るような日々が続きました。幸運にも娘はすくすく育ち、今では保育園で一番喋る2歳として不動の地位を獲得したようです。

私が勤務しているのは児童思春期病棟です。日々大変な問題を抱えた子どもたちが入院してきます。親となって気づいたのが、子どもを育てる大変さと喜び。そして子どもの無邪気さと生きようとする力です。患者さんの境遇は様々です。辛い過去をもった子もたくさんいます。でも彼ら彼女らはたくましく「今」を生きています。医療的な知識や介入はもちろんですが、自分が親となってからはそれ以上に、子どもとは「何なのか」という視点を持つようになりました。そして改めて「自分は子どもが好きなんだ」と実感しました。

「パパのこと大好きなの~」昨日娘が言ってくれました。その直後に「このブドウが大好きなの~」と大好きの大安売りをする娘ですが、どっちでもいいのです。私も娘のことが大好きです。この子が大きくなったらどうなるのか楽しみです。同じようにこの病棟に入院している子どもたちがどういう大人になるのか、それもとても楽しみです。仕事は大変なことも多いですが、子どもは成長する=これは児童思春期病棟で働く全ての者にとって、救いであり大きな喜びです。

今回はのろけ的なブログになってしまったことを十分反省し、次回は少し真面目に児童精神科をスピリチュアルな観点から紐解いていこうと思います。

4病棟 看護師長 小林 伸也