~モチベーションマネジメント~④「良質なモチベーションは行動の後にしか発生しない」
2025.10.22
目標が設定できない私にできることをさがしていたら、「いつもモチベーションをアップする必要はない」という言葉が目に飛び込んできた。さらに「当たり前ならばモチベーションをアップする必要はない」やることが習慣になっていれば、結果は自然についてくる。なるほど。確かに。
さらに、行動する前の動機づけにモチベーションが必要というのはおかしい。というのもあった。モチベーションというものは天から降ってくるものではなくて、どっかから湧いて出るものでもなくて、順番でいうと行動が先にあって、ちょっとした結果があって、その結果がもたらすものがモチベーション。
確かに、何かやらなければならないことがあって、最初は「めんどうだなぁ」とか「いやだなぁ」とか思いつつやり始めると、いつのまにかいやな気持はどこかに行って、なんとなく、めんどうなことを楽しんでやりおえることってあるなぁと思う。クレペリンは、「何か作業を始めると、だんだん脳はその作業に合わせてやる気を出していく」それを「作業興奮」と名付けたのだそうだ。
暑くなる前に1時間だけと思って始めた草取りを2時間以上続けることもあるもんなぁと思う私。一応きれいになった庭を眺めるのはいいもんだ。満足感もあるしなぁ。「下手な考え休むに似たり」考えるより体を動かせということかな。
看護部顧問 坂田 三允