看護部

病棟紹介

3病棟

3病棟

3病棟は精神科救急病棟です。病床数は、個室24室、2床部屋10室、5床部屋2室、隔離室6室の60床です。共に働くスタッフは病棟医4名、看護師30名、准看護師1名、看護助手4名、クラーク1名、精神保健福祉士5名、作業療法士2名で運営しています。精神科急性期における集中的な治療を行い、患者の早期回復、早期退院を目指しています。

入院患者の平均在院日数は54日(2021年度)であり、この短い入院期間であっても患者が地域社会の中でその人らしい生活が送れ、退院後も医療と繋がりを持てるよう多職種と協働しながら相談体制を整備し、質の高い温かい看護を実践できるよう努力しています。病棟には様々な経験を積んできた医療スタッフが集まり、ドクターカンファレンスや、行動制限最小化カンファレンス、アディクションカンファレンス等、多職種で意見交換をする時間も大切にしています。季節に応じたレクリエーションや音楽レクリエーションも行い、僅かな時間ではありますが開放的な空間を作っています。
それはもうやりがいのある病棟であり、チーム一丸となって精神科救急病棟を全力で盛り上げています。

4病棟

4病棟

4病棟は、2022年3月より児童思春期病棟として立ち上がりました。病床数は個室10室、2床部屋1室、5床部屋4室、隔離室7室の39床です。共に働くスタッフは病棟医2名、看護師21名、看護補助者3名、クラーク1名、公認心理師1名、精神保健福祉士1名、作業療法士1名で運営しています。
各種作業療法や道徳プログラムなどがあり、入浴時間やおやつの時間なども出来る限り子どもに合わせています。

運動プログラムでは、週に1回歩いて5分ほどの運動場に行き、その日にやりたい希望に添ってサッカーや縄跳び、散策などをしています。
学習面では、小平特別支援学校武蔵分教室の教員による個別や集団での授業を行っており、オンラインでの文化祭や芸術鑑賞、校外学習も行っています。
入院される患者さんは、自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)、知的障害、情緒障害、注意欠陥多動性障害など様々ですが、多職種と連携し子ども達と日々向き合っています。
良く出来たことを褒め、一緒に遊び、大人との信頼関係を築きながら、大人へ成長していく子どもを見守り、育む病棟を目指しています。

5病棟

5病棟

5病棟は退院促進病棟(精神病棟入院基本料15:1)です。入院期間が3カ月を超えた長期在院者が入院しており、2021年度の平均在院日数は118日です。病床数は、2床部屋4室、4床部屋1室、5床部屋8室、隔離室4室の56床です。病棟医2名、看護師21名、准看護師1名、看護補助者6名、クラーク1名、精神保健福祉士1名、作業療法士2名で運営しています。

退院促進では、住環境調整のため退院前訪問を行ったり、地域・福祉とのカンファレンスに参加したり、密に連携をとりながら多職種と協働しています。また、退院支援の働きかけとして地域で活動しているピアサポートクラブ「りらく」のメンバーさん達と月に1回交流する場を設けています。

長期入院者が多い為、『楽しみながら心身の健康の維持・向上』を目的に映画鑑賞や季節ごとのレクリエーション等を行っており、高齢者や認知機能の改善が必要な方、介助が必要な方を対象に『認知機能の改善・歩行訓練』を目的とした『ふまねっと』を行っています。

退院促進はとても難しく困難もたくさんありますが、大きなやり甲斐があります。患者さんを深く理解し信頼関係を築き、見守ったり手を取り合ったりしながら良き伴走者として一緒に進んでいく事、それこそが看護の基本であり、精神科医療の醍醐味が凝縮されていると言えるのではないでしょうか。桜並木や遠くに富士山が望める5病棟でお待ちしております。

6病棟

6病棟

6病棟は精神科急性期病棟(16:1加算)です。病床数は、2床部屋8室、5床部屋6室、隔離室5室の51床です。看護師21名、准看護師1名、看護助手5名、病棟医1名、副病棟医1名、担当医1名、精神保健福祉士3名、作業療法士2名、クラーク1名で運営しています。

治療を必要としている様々な精神疾患を持つ患者さんが入院されています。当院の理念である地域に根ざした精神医療の拠点となるよう、医療が必要な患者さんへの迅速な入院の受け入れをし、療養生活を送っています。

そして、その人らしい生活が送られるよう個別看護を提供し、家族や地域、関係機関と連携しながら取り組んでいます。患者さんには、安心・安全な医療が提供されるようにチームを組み看護を提供させて頂きます。

病棟は新人からベテランまで男女問わず、幅広いスタッフ層が活躍しています。